協働のまちづくり先進地事例紹介

地域拠点を中心とした笑顔あふれる安心の故郷づくり

山口市阿東町地福「NPO法人ほほえみの郷トイトイ」

 

日 時:平成31年3月19日(火)12:30~15:40
場 所:岩国市中央公民館 視聴覚室
講 師:高田進一郎氏(NPO法人ほほえみの郷トイトイ 事務局長)

参加者:9名

 

 

◇交流会

 食事しながら参加者同士の自己紹介(阿東町地福「トイトイ工房」地元の女性による手作り弁当)

〇山口市阿東町地福地区とは

 ・山口市北東に位置、夏は涼しく冬は積雪のある山間部地域

 ・人口約1300人、少子高齢化と人口減少の地域

〇地福地域づくり協議会の取り組み

 ・平成22年1月 山口市と阿東町が合併

  ⇒翌月、地区内唯一のスーパー閉店 →買い物ができない住民の不安(買い物難民)

  →店舗問題について、企業や行政と協議するが答えは出ない

   ⇓ ピンチをチャンスに変える発想の転換

  不安を安心に変えるために地域に必要なもの

  = 地域のよりどころとなる拠点をつくる

〇「ほほえみの郷トイトイ」の取り組み

 1)店舗撤退という地域課題をきっかけに、「地福ほほえみの郷」が立ち上がる

   地福地域の住民が知恵を出し合いながら安心して生活できる地域づくりを目指す

 2)構想ビジョンを明確化、構想を提案(説明会実施)

   住民から開設支援寄付を募る(2,000円/世帯)

 3)地域拠点「ほほえみの郷トイトイ」オープン

   ・ミニスーパーの機能:買い物とコミュニティの機会を創出

   ・高齢者と子どもの交流

 4)「移動販売事業」開始

 5)総菜加工「トイトイ工房」スタート

 6)「介護予防事業・認知症カフェ」開設

 7)「地域食堂」スタート

 8)「空き家リノベーション」

〇地福地域の協働

 地域と行政は互いに自立しなければならない = 依存からの脱却

〇地域拠点「ほほえみの郷トイトイ」を核とした取り組みの将来ビジョン

 ・地域の不満や不安の課題を集約し、ポジティブ思考で安心・満足感へ変える仕組み

 ・失敗を恐れない、自己犠牲の上に物事は成り立たない

 ・人口減少を止めることはできないが、地域に笑顔を増やすことはできる

 ・人、資源、想いをつなぎ、地域の伝統や歴史と共に、これからの未来をつなぐ場所

 ・あらゆる世代の人と人をつなぐ地域が集う交流の拠点

 

◇質疑応答

地福地域の地場産業、収入減は?

→農家や兼業農家が大半

個人の店舗はどのように経営?

→商品販売の棚を無料で提供している。今後は事業継承問題も視野に入れている。

苦労や失敗談は?

→住民に寄付募集をかけたとき、計画について無理だと色々言う声があった事。

若い人とつながるコツは?

→若い人たちが思い切ってやれるよう年配者が見守る側に立つ事。若者が興味を持つきっかけをつくり、年配者と若者との間に入る中年者を入れる。

岩国のへぇ~

  エール君とミニサポちゃん
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