採用される助成金申請のコツ

~自分たちに合う助成金はこう探す~

 

日 時:令和元年6月21日(金)18:30~20:30
場 所:岩国市中央公民館 第1講座室
講 師:佐野 透氏(こころざし創造研究所 代表)

参加者:11名

●目標

 助成金採用までの流れを知り、どんな助成金を選ぶべきか、助成金をどのように団体運営に生かすのか。

 事業計画と終始予算の作り方を知ることで、審査員が理解しやすい申請書の作り方を学ぶ。

1.助成金とは

2.助成金採用までの流れ

3.助成テーマ、助成元を知る

4.募集要項の読み方~評価ポイントを探る

5.事業計画書・収支予算書の書き方

 

●助成金の書き方

①誰が読んでもわかる内容にする

 審査員は、普段何をしているのか、また取り組もうとしている分野がどんなものなのか、ほとんど知らない可能性があるので、想像しやすい文章にする。

②できるだけ詳細に説明する

 「言わなくてもわかるだろう」は禁物。できる限り詳細に説明する。大まかなイメージを具体的な形や行動、数字に落とし込むことで、高い計画性を得ることができる。

 読みやすい体制を整え(下線をひく、フォントを変える)、図や写真を取り入れたり、文章自体を端的でわかりやすく審査員が理解しやすい文章作りを徹底すること。

 

●事業計画・収支予算の立て方

 収支予算は、必要と思われる経費をひとつずつ積み上げて考える。1回あたり、1人あたりいくらと、単価を下べて計上すること。

 

●まとめ

・助成プログラムが掲げるテーマ、目的に合致させよう。

・申請書は他者の目でチェックしてもらおう。

・プレゼンテーションは熱意と練習量がすべて!

・評価ポイントは「組織機能」、「計画性」、「協働の視点」、「継続性」、「公益性」。

・助成金は1回限りの収入。次につながる使い方をしよう。

・必要な経費がわかってから、収入の部を考えるとよい。