日 時:2020年12月10日(木)19:00~20:30
場 所:愛宕供用会館 集会場
講 師:幸坂美彦氏(一般社団法人いのちを守る防災危機管理協会代表)
参加者:46名
●司会挨拶
愛宕地区自治会連合会事務局長 白木氏
●会長挨拶
愛宕地区自治会連合会 牛尾氏
●講師紹介
●講座
まず、災害の種類について再確認をした。愛宕地域でも洪水や土砂災害など発生する危険性がある。災害の種別を知り、被災履歴を調べる。自分たちの地域で起こる可能性のある災害を調べ、対応しておく。それを次世代へ伝える。
災害は無いと思わずに、常に備えておく。
〇何を備えておくか。
→家庭では家族会議を常日頃から行う
→隣近所での備え
日常の声かけをしておく
→自主防災組織での備え
組織運営が日常からなされているか
→地域での備え
防災意識を持たせる。色々なイベント時に防災コーナーを設置する。被災地を見に行く。
コロナウイルス感染症も災害である
〇防災対策とは災害が起こった時、まず、自分の命は自分で守る。けがの有無。家族の安否確認。その次に隣近所の人の安否確認、状況調査をする。地域で連携する。避難所の開設・運営はまず、地域の人で自主運営する。共同生活が始まる。自分たちでできないことを行政の支援を求める。人間は寝る、食べる、出すが原則。そこをサポートすることが必要。
〇情報収集をするには
山口県土砂災害ポータル・岩国市民メールに登録する・市防災気象情報の入手
防災無線が流れたら確認する(0827-29-1111)
防災無線・防災メール・などは自然に流れてくる
〇洪水とは
洪水とは河川の上流の水位が高くなり、流量が急増して下流の水位にのしかかる現象。内水氾濫と外水氾濫がある。
土砂災害とは土石流、がけ崩れ、地すべりがある。愛宕地域でも地すべりが以前あった。
時間雨量50ミリとは1時間に牛乳パック50本分、畳二畳で200リットル
向こうが白く見えるようになったら70ミリ~80ミリ 危険。
地域で組織的な活動をする。自主防災組織の役割分担を行う。
自主防災組織の活動例
役員招集・本部設置・情報収集・避難の呼びかけ・避難所の開設と運営避・避難誘導
避難者対応(女性を入れておく)
●非常用持ち出し袋の中身確認とグッズの共有
実際に自宅に非常用持ち出し袋の準備ができている人は少なかった。