・目的
本調査(アンケート)は、いわくに市民活動支援センターに登録している団体の活動分野や活動を始めたきっかけ等を把握するとともに、必要に応じて、企業や行政との連携を生み出す際の参考にすることを目的としている。また、コロナ禍における活動状況の変化も明らかにする。
・調査期間
令和2年11月~12月
・調査対象
いわくに市民活動支援センターに登録している93団体
・調査方法
当センター作成のアンケート用紙を配布
・回収状況
回収率67%(93団体中62団体)
・調査結果
会員の高齢化による「人材不足」とコロナ禍でより困難となっている「資金不足」の2点が会員の主な不安要素となっていることがわかった。若い世代が中心となった団体は減少傾向にあるということから各団体が行っている活動を継承していく人材がおらず、特に「地域の活性化」と「地域の問題解決」を活動の主軸としている団体は問題を深刻に考えているようだ。また、「資金不足」については、コロナ禍での寄付金集めが困難ということ、「ソーシャルビジネス」や「クラウドファンディング」等を利用した資金調達に対しての積極性が乏しいことが見えてきた。さらに、新型コロナウイルスの影響としては、イベントや発表会がやむを得ず中止となる中で、会員のモチベーションの維持が困難となっている現状も伺えた。こうした点を踏まえて、若い世代に訴求した「広報活動」の在り方と、感染リスクの低いイベント等の開催方法を模索していく必要性があるように感じた。
・アンケート集計結果
1.活動分野は何ですか?

2.活動を始めたきっかけは何ですか?
地域の活性化のための協働
社会貢献活動をしたい
運動の推進
支援センターの研修会
自己啓発
家庭と地域の環境づくり
ふるさとの歴史を再発見し、後世に伝えたい
事業所からの呼びかけ
子どもの居場所になればいいと思った
防災対策の一環
など
3.活動年数を教えてください。

4.会員の人数を教えてください。

5.会員の平均年齢を教えてください。

6.活動の頻度はどれくらいですか?

7.会の会則はありますか?

8.会の収入はどこから得ていますか?

9.クラウドファンディングに興味がありますか?

10.会員との連絡はどのような手段で行っていますか?

11.活動していくうえで困っていることはありますか?
会員の減少(高齢化/若い会員の参加が少ない/人手不足)
資金不足/資金調達(寄付金集め)
人材育成
など
12.コロナ禍で困っていることはありますか?
活動が困難
集まって練習することへの不安
感染対策が大変
など
13.ボランティアの募集はしていますか?

14.ソーシャルビジネス・コミュニティビジネスに興味はありますか?

15.他の団体と連携して事業をしていますか?また、今後する予定がありますか?

16.企業と連携して事業をしていますか?また、今後する予定がありますか?

17.企業と一緒に事業をする場合、企業にどのようなことを望みますか?

18.行政と連携して事業をしていますか?また、今後する予定がありますか?

19.行政と連携して事業をする場合、行政にどのようなことを望みますか?

20.コロナ禍で今後も活動していくには何が一番必要ですか?
新鮮さ(新しい情報/新しい施設)
会員の確保(若い世代)
身体的負担の軽減
会員間のコミュニケーション
活動を継続する強い意志(モチベーションの維持)
資金確保
人材確保/人材育成
協力者
広報活動
会員の健康
など