第3回協働のまちづくり事業ふりかえり講座
日 時:2021年2月26日(金)18:30~20:30
場 所:各自ネット環境のある場所
参加者:15名
ビジョン・ミッション・バリューを再確認し、それぞれ自団体のロジックモデルを作成し、講師よりフィードバックして頂きました。
〇ロジックモデル1
ビジョン
子どもたちが帰りたいと思う里山をつくる
ミッション
4つの里山
・自然豊かで美しい里山
担い手を創出し、技術を継承し、資源を活用し、自然の豊かさにあふれる里山を守る。
・安心して暮らすことができる里山
誰ひとりとして、ひとりにさせない支え合いのしくみを構築する。
・魅力あふれる里山
自然体験を通じて里山のファンをつくり、魅力を発信する。
・地域社会に貢献できる里山
知識、技術、資源を活かして地域の課題解決に取り組む。
事業
環境保全事業・そば工房事業・やぎ~ず牧場事業・公園管理事業・情報発信事業
バリュー
今を楽しく、みんな仲良く、自らが輝く
講師より
ミッション
しっかり明確に定義されていて良い。
バリュー
「楽しく仲良く自らが輝いて」いないと地域も輝かないというスタンスが分かりやすい。
ロジックモデル
大変すばらしい。色分け、流れが分かりやすい。相互の事業に補完性、相乗効果があり、横一線でないところがよい。限られた人・モノ・カネの中でいろんな事業をつなぎ合わせることでうまく団体として効率よく効果を出している。箱と箱をつなぐ線の中で合の手(フォローアップ)を入れると実現しやすいか考えるとなおよい。
ターゲット
ロジックの箱の中でどのターゲットに対してか混在している。それぞれの人に対しての短期・中期・長期の結果を書くとよい。
成果
ターゲットが主語。主語が自分たちになっている。
結果
数値目標(何回/何人)がはっきりと描かれるとよい。
〇ロジックモデル2
ビジョン
PHP社会の実現
ミッション
素直な心になりましょう
事業
社会貢献、仲間づくり、学びを計画
バリュー
各人が、それぞれの知恵や体験を通して社会に貢献する
講師より
ビジョン・ミッション・バリュー
PHPの何かが分かりづらい。「平和・幸福・繁栄」抽象度が高すぎる。個人、地域、世界の平和なのか、物質的な幸せ、精神的な幸せなのか解釈が広すぎる。
ロジックモデル
学び・仲間づくり・社会貢献の3事業に分けて書くとよい。
仲間づくり事業ではターゲットは良い。結果は集めたい人数を明確に。成果として〇人の仲間が子育ての悩みがある(短期)。関係が深まり、何を見たいか(中期)。さらに何を実現したいか、新しい会の設立等を描く。
学び事業ではターゲットを60代からのリタイア世代。結果は何人集まって何回開催したか。成果はお互いを知る(短期)。何かやろう(中期)。会立ち上げの誘い掛け(長期)。
社会貢献事業として地域の困りごと、悩みごとを知る(短期)。活躍の場を伝える(中期)。働きかけ(長期)。
〇ロジックモデル3
ビジョン
岩国を楽しみ、みんなの日常にHappyをPLUSする居場所作り
ミッション
地域の魅力を知る・気づく
お互いの存在を知る
孤独の防止
事業
イベント企画、交流会、情報支援
バリュー
岩国を知る、人の交流、情報を受け取る
講師より
ビジョン
キャッチコピーに近い。
ミッション
役割分担が書かれてよい。移住定住等関係人口を目指している等。
バリュー
ミッションに近い表現になっている。ビジョンでもよい。
事業
少し抽象的。
ロジックモデル
3事業に対して3つのターゲットを箱別に分ける。
結果は数値目標(何回/何人)をあげる(主語は自分たち)。成果はターゲットがどのように変わったか(主語は相手)。
〇アンケート結果
1.今回の研修はいかがでしたか。
非常に参考になった 5
少し役立った 0
難しくて分からなかった 0
2.今回の研修で、どのような事が印象に残りましたか。
考える・つくるプロセスに学びがたくさんあると思った。
ターゲットはその人の服装などが想像できるくらい明確に設定すべきという事。今後の事業計画の作成時にはこの点を意識したい。
初めて腰を据えてロジックモデルを作成しました。感覚的に進めていたことを可視化することができ、想いや考え、目標を共有することができました。
3.ロジックモデルの作成は初めてですか。
はい 5
いいえ 0
4.「はい」と答えた理由をお聞かせ下さい。
ロジックモデルという言葉すら分からなかったから 2
作成方法が分からず、難しかったから 2
作成にかけられる時間がなかったから 3
ロジックモデルを作成しなくても活動が出来るから 2
5.「いいえ」と答えた理由をお聞かせ下さい。
回答なし
6.作成したロジックモデルの自己評価はどのくらいですか。
全く上手くできなかった 0
少しは上手くできた 2
まあまあ上手くできた 3
とても上手く作成できた 0
7.上記の理由をお聞かせください。
整理したり深めたりできるポイントがある。
ターゲットが明確では無かったが、既存事業の整理をすることが出来た。
会員の意識まで確認が取れないので、各人のかかわり方のベクトルが違うということがわかりました。
8.作成したロジックモデルは今後どのように活用されますか。
会員とビジョン・ミッション・バリューを共有し、アウトカム(成果)につなげる 4
事業の見直し 0
ステークスホルダーへ活動を説明するため 1