日 時:2021年12月11日(土)10:00~12:00
場 所:オンライン(Zoom)
講 師:山田泰久(一般財団法人非営利組織評価センター 業務執行理事)
参加者:15名
●内容
〇助成金で得られるもの
①返済の必要のない資金
②団体の信用・信頼
③変化・成果
④資産(成果、ノウハウ、制作物、実績、ネットワーク、人材育成)
⑤事業規模の拡大、充実、発展
⑥団体の発展・成長
〇国や自治体の補助金・助成金
・補助金…審査があり、採択されればもらえるもの
・助成金…基準を満たせばもらえるもの
〇助成金の活用
①社会課題の解決の一助になることと、持続的に事業や組織を発展させていくことを目指して、助成金+様々なリソースを投入すること。
②公募先によって採択基準が異なる。
・民間・企業…創意工夫、新しいアイデアを求める。
・行政…政策目標ありき。行政が何をしたいのか考える。
●まとめ
・助成金の締切が一番多い月は5月と11月。半年前くらいからしっかり準備を進めよう。
・助成金欲しさに事業を考えるのではなく、市民の立場で事業を考えよう。
・報告書などをミニ白書やパンフレットとして出すとメディアの目に留まりやすく、事業周知してもらいやすい。
・他団体の「活動報告書」や申請書」を見せてもらい参考にしよう。
●所感
自ら情報を発信できない人、助けを求めている人たちに代わって活動し、情報発信をしていく。支援したい人の立場になって考えることを改めて考えさせられた講座だった。
●アンケート結果
1.今回の講座はいかがでしたか。
大変参考になった 8
参考になった 1
参考にならなかった 0
2.助成金を申請する際、どんな所が困っていますか。
申請書の書き方がわからない 6
活動に合った助成財団が探せない 5
自己負担金があるので困る 2
3.今後、会費、収益事業の他どのような資金調達を考えていますか。
助成金 8
補助金 1
休眠預金 0
寄付を募る 4
4.講座の中でどんな内容が印象に残りましたか。
助成金にも様々な種類があること。また、助成金を提供する側にたった申請書を書くことが重要であること。
自分たちがやりたい事のもう一歩先にチャレンジが出来る事。
価値を見出すイメージを持つことが大切だということが印象にのこりました。
信頼度アップといった助成金の効果を利用する、準備はしっかりする、計画的に申請する。
お金を消費することだけじゃなく、その後のリターンまで含めて考える。報告書より、ミニ白書やパンフレット。
5.感想などご自由にご記入ください。
いつ聴いてもわかりやすく、ひとつひとつが深く納得できます。どうもありがとうございました。
助成金が採択されなかった場合、その事業はやりませんで通してもよいのでしょうか。
内容もセミナーの雰囲気もよくてとてもよかったと思います。「書き方」ではなく「考え方・活用の仕方」というテーマもよかったです。
団体に合った助成金を選んで申請をするためにさらに勉強しようと思いました。
事業として地域、社会に何ができるかが重要だとわかりました。
山田さんはいつもたくさんの情報を教えていただける方だと思っています。仲間と共有し活用しようと思います。
6.この講座をどうやってお知りになりましたか。
ホームページ 2
市報 0
チラシ 1
知人 4
当センター 5