【市民活動さぽーと講座】コロナ禍をのりきる!人が集まるイベント・講座の作り方

日 時:2022年9月29日(木)13:30~15:30

場 所:岩国市民文化会館 第1研修室

講 師:吉田充孝氏(防府商工会議所 商工振興課長)

参加者:19名

●対話形式でトークセッション

1.コロナ時代の集客とは

 コロナ前:多くの人を集める→コロナ禍:集客制限

 ⇒少人数でも充実したイベントへ

2.ヒットする企画作りの3つのポイント

 ①既にあるもの×既にあるもの→新しい価値!

 ②シンプル(相手に短く伝わること)

 ③絞り込まれたターゲット設定(対象を特定の人へ)

3.広報と集客のコツ

・ターゲット層の情報媒体(新聞、メディア、SNS)

・TTP(徹底的にパクる!)→後発は既存以上のクオリティーを出す

・写真を撮りたくなるシーンを作る、SNS映えする場所の提供

●事例紹介

・防府天満宮七夕まつり(傘玉×ライトアップ×笹飾り×短冊×シャボン玉×巫女)

・梅雨時期を想定した、地元老舗傘メーカーとのコラボ

・イベントを通じ活動を紹介→コラボが重要

・企画作りの要素「目的」「ターゲット」「効果」

 感情の動いたものを言語化してみる

 集客は大勢より一人を取りに行く

 “体験する”ことに価値あり

●所感

 前半は、コロナ時代の活動の現状把握と企画作りのノウハウを教わった。

 後半は、事例紹介と併せて、広報やその効果などわかりやすく解説していただいた。

 時代や状況を捉え、変化を察知し、考え方ややり方を一度見直すことが前提。情報をリサーチし、感性や感情が動いたものを要素分解し、言語化してみる。企画作りは、要素の掛け合わせにより新しい価値が生まれるということ。

 集客に捕らわれない工夫した企画・運営作りと講座で学んだ手法を活かし、今後の団体の活動に繋げて欲しい。

●アンケート結果

1.講座はいかがでしたか。

 大変参考になった  7

 参考になった    7

 参考にならなかった 1

2.1.の理由をお聞かせください。

・因数分解をして良い要素だけを真似る

・自分たちのやり方の間違っていないことも多く再確認できた

・企画する時には意識したことのなかったポイントを学べた

・成功ストーリーがとても興味深かった

・知っている知識ばかりだった

3.イベント・講座を企画・開催するにあたり困っていることは何ですか。

・企画書作成

・コロナの感染状況による中止

・飲食ができない

・集客

・ターゲットを絞り切れない

4.講座の中でどんな内容が印象に残りましたか。

・因数分解

・企画はシンプル

・TTP

・昔からあるもの×昔からあるもの

・コロナ前を捨てよ

・大勢を取りに行くのではなく、一人の人を探す

・写真を撮りたくなるというのは、人が寄ってくる動機になる

・人とのつながり、コミュニケーションの大切さ

・イベントの事例

5.この講座を今後の活動にどのように役立てられますか。

・コラボする相手を見つけようと思う

・企画会議で皆に伝える

・考え方のアップデート

・企画内容の見直し

・掛け算の活動で協力するイベントを企画してみたい

6.この講座をどうやってお知りになりましたか。

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