協働のまちづくりシンポジウム「ここで暮らしたい!」の想いをつなぐ②

日 時:2022年12月2日(金)13:30~15:30

場 所:岩国市民文化会館 第3研修室

講 師:安藤周治氏(NPO法人ひろしまNPOセンター 代表理事、NPO法人ひろしまね 理事長)

対 象:若者・移住者・市民活動団体

参加者:26名

●内容

1.前回開催ワークショップのフィードバック

 センターのワークショップ「地域の良いところ」、「これから暮らし続けるためには」について。

 ボランティアだけでは市民活動は進まない。法人格の必要性が求められる。地域の中でお金が回るシステム作りをすること。

 地域マネージャーとして地域の状況をしっかり観察・対話しながら専門的な技術・知識を持って地域運営組織の運営ができる人の養成が望まれる。

2.事例紹介(参加者の声)

〇中倉あすなろ会へのメッセージ

・そこにあるもの+他地域にあるもの+ステキ体験の創造

・体験コンテンツがたくさんあってすごいと思う。遊びに行ってみたい。

・地域資源を有効活用され、人をも繋いでいるプロジェクト、素晴らしい!SNSなどでステキなロゴと共に、アクセスや活動内

容を発信して欲しい。

〇亀山つつじ愛好会へのメッセージ

・整備作業→ワークショップ→看板取り付け→イベントと流れが良い。

・行政の補助金など活用して8年間も活動を続けられていることが参考になった。

・高齢化のため、地元の人以外に「応援隊」というのはとても重宝だと思う。

〇集落支援員藤田さんへのメッセージ

・実際に移住、定住をした経験を聞き、受け入れる側としても考えることがたくさんあった。

・協力隊は自分が主体。支援員は地域が主体。参考になった。

・不便さを求めて移住したのに、現在は支援員として地域振興のために働いているのが面白いと思った。

3.この講座で参考になったこと

・地域資源を収入に繋げることの重要性。地域の現状(高齢化、低経済成長)を解決するアイディアについて知ることができた。

・改めて地区内や地区外への呼びかけと組織化、活動の継続が地域を変えることになる。

・「地域資源を貨幣価値換算する」イメージがわかなかったが、具体例を伺い、大変参考になった。