地域で暮らす人々を支える仕組み

日 時:2023年9月7日(木)10:40~12:10

場 所:岩国医療センター 附属岩国看護学校 研修室

講 師:金本秀氏(認定NPO法人 とりで)

    三原善伸氏(岩国ユネスコ協会)

    市岡智浩氏(チャレンジドRUNいわくに)

    村中昌恵氏(チャイルドライン岩国ステーション)

参加者:83名(看護学生2年)、他6名

●内容

・挨拶、講師紹介

・認定NPO法人 とりで

 地域が子育てを支えるという理念のもと、貧困対策や子どもの虐待を防ぎ、「断らない・見捨てない・繋がり続ける」ことを行動指針に家庭生活の維持、改善を目指している。

 自立援助ホーム、とりで塾、とりで子ども食堂、とりでモーニングの取り組みを紹介。

 今後の地域支援の課題は、活動資金の確保。助成金や寄付金で賄っている。子どもの居場所作りの拠点、自立支援ホームを増やしたい。ボランティアや寄付金の協力をお願いしたい。

・岩国ユネスコ協会

 ①人と人との総合理解、国と国との相互理解の推進 ②一人一人が平和について考える事業 ③国際協力事業 ④文化財の保護保存活動 ⑤若者を育てるスタディーツアーの事業

 ボランティア例の紹介。

 ボランティアとは「自らの意思で」「自ら進んで」「見返りを求めず」地域や社会、他人のために行われる行為である。

 支えあって暮らしやすい社会やまちとは、障がい者や高齢者だけでなく、「誰もが暮らしやすい社会やまち」ということを意味している。

・チャレンジドRUNいわくに

 身体障がい者の方の体力作りや仲間作りを目的に「自分らしく生きたい」「共感できる仲間と笑って過ごしたい」という障がい者の方と支援して下さる方たちとチャレンジをしている。

 活動内容、活動実績紹介。

 障がいの有無に関わらず支援して下さる方、伴走者になって下さる方、一緒に仲間作りや体力作りから始めましょう。

・チャイルドライン岩国ステーション

 活動内容紹介。

 チャイルドライン4つの約束。①秘密は守る ②どんなことも一緒に考える ③名前は言わなくてよい ④いつでも切ってよい

 子供がありのままで安心できる心の居場所を作り、受けとめた「声」を社会に発信し、子どもが生きやすい社会を目指している。

・意見交換、質問発表