令和7年度 第1回 登録団体交流会

日 時:2025年6月5日(木)13:30~16:00

場 所:岩国市民文化会館 第1研修室

参加者:登録団体22名、市職員2名

〇内容

1.挨拶(地域づくり推進課)

 

2.支援センターからのお知らせ

  ・新規登録団体紹介

   岩国子ども食育ネットワーク 歩

   岩国をもりあげる蛇姫の会

   キイジョウロウホトトギス保存会

   周東町リボンマルシェ実行委員会

   陶芸教室 陶”楽会

   ハーモニーエッセンス岩国

   ミワ遊び塾

  ・助成金について

   子どもゆめ基金(二次募集)

   エネルギア後期助成事業

   「ヤングケアラー」を支える赤い羽根プロジェクト

  ・市民活動さぽーと講座の案内

   プチ講座

   まーるくつながるチームづくり

  ・スポーツ推進課より「地域クラブ」について

  ・日本政策金融公庫より情報共有

  ・「市民活動カフェ2026」について

   令和8年1月25日(日)10:00~15:00 フジグラン岩国 6F(未定)

 

3.岩国市民団体地震防災講習会

 「地震災害における防災対策と非難対応」

  講師:山口消防防災探究会

(1)南海トラフ巨大地震の被害想定

  全国被害想定

   最大震度7、沿岸部は10mを超える大津波(最大34m)、全壊焼失棟数約235万棟、死者数約29万人、負傷者数約95万人

  岩国市被害想定

   最大深度6弱、沿岸部は最大4mの津波、全壊焼失棟数役1,700棟、死者数約300人、負傷者数約800人

(2)地震における非難対応

  ①安全な場所に一次避難、②安全ポーズをとる、③落ち着いて避難

  ①安全な場所に一次避難

   3つの危険がない(落ちてこない、倒れてこない、移動してこない)場所へ避難

  耐震基準の違いによる一次避難場所の違い(熊本地震)

   旧耐震基準の建物の約50%が倒壊・大破、新耐震基準の建物の約20%が倒壊・大破 → 屋外の安全な場所へ避難

   2000年基準の建物は約5%が倒壊・大破 → 屋外または屋内の安全な場所へ避難

  屋外に避難できない場合

   2階もしくはデルタゾーン(家の角)へ避難

  ②安全ポーズをとる

   姿勢を低く、頭を守って、動かない

  3種類の安全ポーズ

   サルのポーズ(机がある場合)

   ダンゴムシのポーズ(机がない場合)

   カエルのポーズ(机がない場合、安全な場所に避難した場合)

  ③落ち着いて避難

  どこに避難するのかハザードマップなどで事前に決めておく

  地震後の津波や土砂災害に備える

(3)非常持出品

  ①常備持出品

   常に持ち歩くもの

  ②一次持出品

   避難して3日分を目安に準備するもの

  ③二次持出品

   救援物資が届くまでの7日間を過ごすためのもの

  復旧までの平均日数

   電気7日、ガス14日、上水道30日

 

〇所感

 災害から身を守るため、正しい行動を身に付けなければならないと強く感じた。この情報を団体に共有したいと防災講習を依頼する団体もあり、団体同士の協働が生まれていた。

 今後も登録団体に講師になっていただき、活動を周知するための支援を行いたい。また、団体同士連携し、岩国市の市民活動が活発になることを期待する。