本ファンドでは、SDGsの大きな目標である「貧困の解消」に向けて取り組むNPO/NGOを対象に、「海外助成」「国内助成」の2つのプログラムで、第三者の客観的な視点を取り入れながら組織課題を明らかにする組織診断や、具体的な組織課題の解決、組織運営を改善するための組織基盤強化の取り組みに助成します。
【対象者】
国内の貧困の解消または貧困と関連のある問題の解決に向けて、組織診断や組織基盤強化を通して社会全体または地域の貧困解消力を高めたいNPOのうち、以下の要件を満たす団体を対象とします。
・国内に主たる活動と事務所を有する民間非営利組織であること
・団体設立から3年以上が経過していること
・常勤有給スタッフが1名以上であること
・政治・宗教活動を目的とせず反社会的な勢力とは一切関わりがないこと
※貧困と関連のある問題とは、貧困に陥りやすい人達が抱えている問題を言います。
※法人格の有無や種類は問いません。但し、定款(規約)、事業報告書・会計報告書等を備えていることとします。
※常勤有給スタッフは週4日28時間以上の実働を同条件とします。
※財政規模1,000万以上、自主事業率20%以上の団体を想定しますが要件ではありません。外部の資金提供者などの意向に極端に左右されることがなく、市民の主体的な意思に基づいて活動が行われている団体を重視します。
【対象事業】
NPOの組織診断または組織基盤強化事業とし、第三者の多様で客観的な視点を取り入れた取り組みを応援します。地域または社会全体の貧困解消力を高める組織診断または組織基盤強化事業を期待します。
〇組織診断からはじめるAコース(最大3年まで)
助成1年目は組織診断によって組織の優先課題とその解決の方向性を明らかにして、組織基盤強化計画の立案と組織基盤強化の取り組みを対象とします。助成2年目以降は組織基盤強化計画に基づき、組織課題の解決や組織運営を改善するための取り組みを対象とします。
〇組織基盤強化からはじまるBコース(最大2年まで)
組織の優先課題が明らかで、その解決の方向性に沿って立案した組織基盤強化計画に基づき、具体の組織課題の解決や組織運営を改善するための取り組みを対象とします。
※第三者とは、NPOの運営支援について経験を有するNPO支援組織やネットワーク組織、NPOの組織運営の専門家や実践者等のコンサルタントを言い、応募団体がが独自に選定します。
助成事業期間 2026年1月1日(木)~12月31日(木)(1年間)
【助成金額】
〇組織診断からはじめるコース・・・上限150万円(1年目)
〇組織基盤強化コース・・・上限200万円(毎年)
【申請期間】
2025年7月15日(火)~7月31日(木)必着
【問い合せ先】
国内助成 協働事務局(担当:駒井・山田)
NPO法人市民社会創造ファンド
Tel:03-5623-5055 Fax:03-5623-5057
Mail:support-f@civilfund.org
URL:https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary/2025_recruit.html ←クリックまたはタップするとリンク先に移動します。